2014年12月11日~17日までにPC版CS2をダウンロードされた方は、ご注意ください
2014年12月11日~17日まで(公開されて最初の数日間)メルクリンの公式ホームページに公開されていたソフトウェアは、アンインストール時に不具合が発生することが分かっています。
2014年12月17日までにソフトウェアをダウンロードした人は、使っているCS2のプログラムをアンインストールしないでそのままにしたままで、最新版をダウンロードして、もう一度インストールしてください。
※2014年12月17日までにダウンロードしたソフトも、運転操作には問題はありません。
※アンインストールの時に不具合が発生するので、インストールしてしまっている人は絶対にアンインストールしないでください。新しいバージョンを上書きでインストールすれば、不具合は修正されます。
不具合の有無の確認方法
不具合があるPC版CS2かどうかを見分ける方法は、以下の2通りがあります。
ダウンロードしたファイル名を確認する
不具合あり:ファイル名が「CS2.exe」 →最新版のダウンロードが必要。
不具合なし:ファイル名が「CS2_setup.exe」 問題ありません。
バージョン番号を確認する
パソコン版のCS2のバージョンを確認してください。
※CS2本体ではなく、パソコンソフトウェアのCS2のバージョン番号です。
不具合あり:バージョン番号が「3.8.1(11)」 →最新版のダウンロードが必要。
不具合なし:バージョン番号が「3.8.1(12)」以上 問題ありません。
インストール前の確認事項
動作環境の確認
PC版のCS2ソフトウェアを利用するには、以下の環境が必要です。
家庭内のネットワーク(LAN)と、LANに繋いだCS2が正しく動作していること。
WindowsXP/Vista/7/8/8.1を搭載したパソコン、タブレット。HDDの空容量は100MB程度あれば大丈夫です。
バージョン3.8.1以上のCS2本体。
LANはインターネットに接続されている必要はありません。もちろん、接続されていても問題ないです。
レイアウトがある部屋がインターネット回線の部屋と離れていても、CS2用に別途ルーターを用意してLANだけを構築すれば、パソコンとCS2を接続して操作することはできます。
Windowsは、一部のタブレットで採用されているWindows RTでは動作しません。パソコンと同じWindows8などを搭載したタブレット(最近のはほとんどそうです)なら、わりと低スペックでも問題なく動作します。
WindowsXPは動作対象OSですが、すでにOS自体がサポート外ですので、インターネットに接続されているネットワークでは使わない方がいいです。インターネットに繋がなくて、LAN上でCS2専用で利用するのなら使えます。
CS2はバージョン3.8.1以上が必要です。3.7以下のバージョンの場合にはアップデートしておいてください。
PC版のCS2ソフトは、本体のCS2の子機として動作するソフトです。つまり、PCが2台目のCS2として使えます。
本体のCS2を全く触らなくても、すべての機能を使うことが出来ますが、PC版だけで使うことは出来ず、必ず同一ネットワーク上で本体の実機が認識されていることが必要です。
パソコンはデスクトップでもノートでもタブレットでも構いません。
PC版のCS2は、単一のウインドウで操作することも、複数のウインドウを開いて操作することもできますので、用途に応じてPCの形態を選択してください。
情報パネルや大きな画面にたくさんのパネルを並べたい人は、50インチTVなどの大型ディスプレイに出力することをお勧めします。
レイアウトのいろいろな場所に持ち運んで手元で操作するハンディCS2として使いたい人は、タブレットが便利です。もともとのCS2がタッチ操作ですから、タブレットのタッチ操作でも十分使えるようになっています。
CS2本体の設定の確認
まず、CS2本体がネットワーク上で正しく動作していることを確認してください。
setupタブでスパナマークをタッチして、IP画面を表示します。
IPアドレスは固定でも動的(DHCP)でも構いませんが、IPアドレスが正しく取得できていることを確認してください。
CS2を起動後にネットワークに接続した場合などで、正常なIPアドレスが取得できていない時は、「DHCP」ボタンを押して、IPアドレスを再取得してください。
次に、CAN画面に移動して、CAN gatewayの設定を確認します。
Start CAN gatewayを「auto」に設定してください。
「auto」の場合には、下の「Destination Address」は何でも良いです。
何らかの理由で「on」にしている場合には、「Destination Address」に正しいアドレスを設定してください。
CS2ソフトウェアのダウンロード
PC版CS2ソフトウェアは、iPhone、iPad、Android版とは異なり、2015年11月現在、無料で提供されています。
メルクリンのドイツの公式WEBサイトにアクセスします。
こちらです。
メルクリンドイツ公式WEBサイト http://www.maerklin.de/
米国のサイト(www.maerklin.com)ではなく、必ず、ドイツ本国のサイトに接続してください。
メルクリン社の公式サイトは、2015年秋から、アクセスしているブラウザーの幅によってデザインが変更になる方式になっています(この鉄道王国のサイトと同じような方式)。
そのため、端末によって画面のメニュー位置など見た目が変わります。下のキャプチャーは、パソコンで横幅が広いディスプレイで表示した場合のものです。
サイトが表示されたら言語が「DE」(ドイツ語)になっていることを確認します。
英語表示に切り替えることも出来ますが、英語ですと画面構成が違うので、DEに切り替えてください。
「Service」をマウスオーバーすると、メニューが表示されます。
下の方ににある「Software-Update」を選択します。
または「Service」の文字を選択して、一度画面を切り替えもOKです。
この場合には、左のメニューから「Software-Update」を選択します。
ページの下の方に、ソフトウェアのコーナーがあります。
丸い形をした使用許諾のチェック欄がありますので、そこにチェックを入れると、下にダウンロードできるファイルの一覧が表示されます。
※ページの内容やダウンロードするファイルは変更される場合があります。実際のページを見て判断してください。
CS2 setup.exeをクリックして、ファイルを実行するか、ダウンロードして保存してください。
CS2ソフトウェアのインストール
ダウンロードしたファイルを実行します。
下の画面が表示されるので、「Next」をクリックします。
ソフトをインストールするフォルダーを指定します。
普通はこのままで「Next」をクリックすれば良いです。
スタートメニューに表示するプログラムグループの名称を決めます。
普通はこのままで「Next」をクリックすれば良いです。
その場合、スタートメニューの中に「Maerklin」というグループが出来て、そこにソフトウェアが登録されます。
デスクトップにショートカットを作成する場合には、チェックを入れてください。
デフォルトでは、デスクトップにアイコンは作成されません。デスクトップにアイコンを置きたい人はチェックしてください。
確認画面です。
問題がなければ「Next」をクリックします。
プログラムがコピーされますので、しばらく待ちます。
この画面になったらインストール完了です。
「Launc CS2」は、この後すぐにプログラムを起動する場合には、このままで良いです。
まだ実機のCS2本体を起動していないとか、準備ができていないとか、他にやることがある場合には、チェックを外して後から自分で起動ください。