世界の鉄道模型が走る博物館のようなレイアウト

SLから新幹線まで、世界の鉄道模型が走る博物館のようなレイアウトを、ロフトにお座敷レイアウトで作りました。
ヨーロッパの鉄道模型と、日本のNゲージが、一緒に全自動運転で走ります。
Märklin、TRIX、ROCO、Fleischmann、KATOなど、複数のメーカーの車両と、mfx、DCCの両方のプロトコルの車両が、2線式、3線式合わせて、統括制御で運転できます。

レイアウト完成後に試運転した時の様子です。
電源オンから、電源オフまで、約15分間のすべての操作と運転をノーカットで撮影しています。
たった1~2個のボタンを押すだけで、全ての列車を動画のように走らせることが出来ます。

システム

レイアウトシステムは、メルクリンシステムです。

コマンドステーションは、HOはCS3(19V)、NはCS2(15V)です。

ポイントデコーダーは、HOはメルクリンMMデコーダーとmfxデコーダー、NはROCO Switchデコーダーです。

センサーは3線式はコンタクトセンサー、2線式はコンダクターセンサーです。

フィードバックモジュールは、HOはメルクリンS88AC、NはメルクリンS88DCです。

運転制御用信号機、ブレーキモジュールは一切使用していません。

運転制御

運転アプリはRocrailです。
今回の運転では、全列車全自動運転(水族館モード)のみで運転しています。
tour、scheduleといった機能は使用していません。

IC2の機関車と制御客車の連携は、car、trainの編成とファンクション連動機能を使っています。

レイアウトの製作期間

HO線路の設置:1日
配線作業:1日
N線路の設置と配線作業:1日
Rocrailのレイアウト図(コントロールパネル)と閉塞制御の設定:1日

合計:4日

使用している商品

ケーブルや配線コネクターを含めて、すべてメーカー市販品のみを使用しています。
自作の部品は1つもありません。

線路はHOはメルクリンCトラック、NゲージはKATOユニトラック、NはメルクリンMiniTrixです。

絶縁にはHOはメルクリン絶縁キャップとコンタクトレール、NゲージはKATO絶縁ジョイナーとターミナルユニジョイナー、NはMiniTrixの絶縁ジョイナーと絶縁レールを使っています。

Nゲージの高架橋脚は、オーディオ用の積木(各100個)で合計約3,800円の市販品です。

ヨーロッパのNの車両はフライシュマン製品です。

日本製のNゲージ車両は、個人的にデジタル化改造していますが、搭載しているデコーダー等は、ヨーロッパの鉄道模型店で市販されている商品です。
日本製のNゲージの車両デコーダーは、キハ85系とN700S系は、ESU Lok Sound5 for KATO と、KATOのDCCフレンドリー用先頭車用ファンクションデコーダーです。

Nゲージの新幹線、キハ85系のサウンドと挙動データのみ、私が個人的に自作しています。
こちらの動画でご覧いただけます。

デジタル化キハ85系

デジタル化N700S系

ヨーロッパの鉄道模型の入門用スターターセットの紹介はこちらの動画でご覧いただけます。

スターターセットで始めるデジタル鉄道模型